審査基準を知っておきたい大阪の不動産担保ローン

不動産担保ローンの審査基準は、貸倒れのおそれの有無に重きが置かれます。特に大阪では、不動産の担保価値と借り入れを行う人の信用力が、審査の大きなポイントになります。
一物四価という言葉をご存知でしょうか。一つの土地に対し、四つの価値が存在することを指していいます。まずは時価ですが、各都道府県において、その時々に変動しながら成立する市場価格です。実勢価格ともいわれ、過去の取引価格を参考に平均的な金額を算出します。時価に明確な定義はありませんが、税金の計算に関係します。次に公示価格は、国土交通省が毎年公示している標準地価格を表します。三つめは路線価です。相続税や贈与税の計算に関わる課税価格、相続税評価額のことで、国税庁が査定します。そして最後は、市町村による固定資産税評価額です。
一物四価は、土地の審査に欠かせない評価価値です。不動産を評価するとき、資産が土地であれば、これら四つの価値が審査における基準になります。

続・審査基準の話

不動産担保ローンがいう貸倒れのおそれの有無とは、融資する側が、融資金額を確実に回収できるか否かを見定めるための方便です。審査には一物四価の他、担保物件が生み出すであろう将来的な利益をはかる、収益還元法などが用いられます。
不動産には土地と建物があります。建物が古い場合、あるいは別の用途に当てる場合、新たな建物を建てるための費用が必要です。この費用を再調達価格といい、建物を評価するときの基準とします。たとえば、法定耐用年数を超える築年の建物には、資産価値がありません。国税庁が定める法定耐用年数は22年であるため、築22年以上の建物の評価額は0円です。
不動産の担保価値が十分あると判断されれば、不動産担保ローンの審査は第一段階をクリアしたといえるでしょう。加えて、借り入れを行う人の属性が審査されます。

借り入れ人の属性と年齢制限

他に多額の借り入れを行っていないか、返済遅延や滞納の履歴がないか、税金の納付状況はどうかなど、借り入れを行う人の属性は、個人信用情報や法人情報を照会し調査されます。融資対象に信用力があるかどうかのチェックです。
属性には年齢も含まれます。金融機関の不動産担保ローンは通常年齢制限があり、大体20歳から65歳ぐらいまでを融資対象としています。80歳前後を完済年齢に設定した制限といえ、この場合、いかに不動産の担保価値が高くても、高齢者は不動産担保ローンを利用できないことになります。
大阪の不動産担保ローンには、融資限度額の縮小、返済期間の短縮など、様々な便宜をはかって融資を実行しているものがあります。年齢制限に引っかかったとしても、あきらめず相談に乗ってくれるところを探してみましょう。

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